初心者講座① ローソク足の見方

FX初心者講座

📘 はじめに:ローソク足って何?

FXのチャートに出てくる「赤や青の棒みたいなやつ」、あれがローソク足
名前の通り、ろうそくの形に似たチャートの表示方法です。

チャート=値動きの記録
ローソク足=その記録を1本で4つの情報にまとめたもの

ちなみに余談だけどローソク足の起源は江戸時代に日本の米の価格変動を視覚化するために生み出されそれが現在世界中に広まっています


🕯 ローソク足が表す4つの値

1本のローソク足は「ある時間内の値動き」を記録しています。

項目説明
始値(はじめね)その時間の最初の価格
高値(たかね)その時間の一番高かった価格
安値(やすね)一番安かった価格
終値(おわりね)最後の価格(決着した価格)

🔵 陽線(上がったローソク)と 🔴 陰線(下がったローソク)

種類意味
陽線青や白(業者による)始値より終値が高い → 上昇した時間帯
陰線赤や黒始値より終値が低い → 下落した時間帯

※MT4ではデフォルトで「青=陽線」「赤=陰線」設定が多い


🔺 実体とヒゲの構造を理解しよう

ローソク足は次の2パーツでできています:

  • 実体(じったい):始値と終値の間の四角い部分
  • ヒゲ(上ヒゲ・下ヒゲ):高値・安値の部分を表す「線」

🧠 時間足とは?

1本のローソク足が「どの時間の値動きを表しているか」は時間足によって変わります。

時間足意味
1分足1分間の値動きが1本になる
5分足5分間の値動きが1本になる
1時間足1時間分
日足1日分(24時間)

👉 スキャルピングなら1分・5分足、スイングなら4時間足・日足など目的で使い分けます。


🔍 ローソク足から何がわかるの?

  • 実体が長い:その時間に強いトレンドが出ていた(買い or 売りが強い)
  • ヒゲが長い:一時的に押し戻された(だまし or 戻しあり)
  • 小さな実体+長いヒゲ:迷いがある(トレンド転換の予兆)

✍ まとめ:ローソク足のここだけ見ろ!

  • 色で方向がわかる(青=上昇、赤=下落)
  • 実体の長さは勢い
  • ヒゲは反発や迷いの証拠

初心者はまず、1本1本の意味を見るよりも、「連続したローソクの流れ」に注目すればOK。

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